2019-03-29

ブロックプリント

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図案を彫った版木に一色ずつ染料をつけて、スタンプのように生地に押していく、手作業の染色技術。



たとえば、木の図案であれば、まずは木の輪郭、葉の色、幹や枝の色を、版を変えながら押していきます。複雑なデザインのものでは何十色、つまり何十版も版をつくり、色を載せていくのです。


一反の生地を仕上げるためには気が遠くなるような工程が必要ですが、工房で職人さんたちがポンポンポンと判を押していく様子は、なんともリズミカル。細かい柄でもほぼズレがなく押し、 温度や湿度によっても染料や押す力を調整するのは熟練の技です。


一色ごとに洗って天日干しして色を定着させるため、天候に左右されます。機械では出せない、かすれやにじみ、経年変化も手仕事ならではの贅沢です。