ラムレザーライダースジャケット
¥99,000
福田さんが導く大人のフレンチスタイル実践編
大きめで今まで着たことのないサイズ感のライダースジャケットでしたが、大人はタイトなものをギュウギュウと苦しく着るより、これくらいリラックス感ある雰囲気でレザーを着る方がカッコいいなと思いました。
福田さんの普段のスタイルに近いという、ストレートデニムにライダースジャケットを羽織った潔くミニマルな着こなし。
「オーバーサイズのライダースジャケットであってもボトムスは細身に限らず、このリネンスカートのようなフレアシルエットとも好相性。シンプルなデザインなのでボトムスを選ばずにわりとどんなアイテムとも合わせやすいですね」
王道のデニムとは雰囲気を変えて、スカートでまとめた女性らしいスタイル。ロックなエッセンスは控えめに。
フレンチリネンだからこそのしっかりした厚みと落ち感、ドライな風合い。着るだけで雰囲気が出ますね。たっぷりと長さがあるけれど、スリットが深めなので、歩いた時も軽やか。
ベルト位置が変えられるので、ワンピースのようにも、ガウンのようにマニッシュにも楽しめますね。
着心地がよく、福田さんも特にお気に入りのアイテム。
デニムを合わせて、よりカジュアルな装いに。
「これからはものをたくさん持つのではなく少数精鋭だと思うので、『アウターは幅が広くあれ!』という感じがします。こんな風にデニムやスカート、キレイめにも合う万能なアイテムが、今後の買い物の指針になると思います。
ワイドパンツと合わせてかっこよく着るのもアリですね」
「ボーダーはスタイリングの幅が広くて、キレイめにも着られるアイテム」と、福田さんが合わせたのがリネンのセットアップ。
私自身が普段はあまりピンクを身につける機会は少ないのですが、このアイテムは『あっ、着られるな』と思いました。ワイドなシルエットですが、薄手なのでインでも響かず、幅広く活用できそうです。
カジュアルさを前面に出したザ・ボーダースタイル。
「白いワークパンツとスニーカーで、アクティブなシーンをイメージして、スタイリングを組んでみました。襟の開き具合や袖の切り替えといったディテールに加えて、ニット素材なので、カットソーよりも大人っぽい印象になりますね」
ピンクのストールで顔周りをより華やかに。
ドットとボーダーのパターンミックスで大人の遊び心を取り入れたスタイル。
色を合わせるのもいいかなと思ったのですが、大きめのドットはわりと主張が強いアイテムなので今回は無理せずに、大人のモノトーンが醸し出すシックさとドットの可愛らしさを掛け合わせてみました。意外とボーダーのトップスも効きましたね。
水玉のイージーパンツを上品に黒とベージュで統一。デイリーユースはもちろん、ミーティングなどのビジネスシーンにも活躍しそうなコーディネートが完成。
「洗練された大人っぽさがありながら、逆にシンプル過ぎない。ドットが甘いので、コーディネートに可愛げを添えつつ、リネンジャケットの辛さがより引き立ちますね」
民族調のアイテムは、どうしても山や海など自然の中を想起させるので、タウンで着るときは都会的に寄せ、おしゃれ感度を上げたいなと思います。
そんな時に参考にしたいのが、福田さんの小物使い。
「デニムとレイヤードし、女性らしいヒールやクラッチと合わせて、街中でもより楽しめるスタイルを表現してみました」
パリジェンヌに倣って、気負いなく、さらりと着こなしたいエンブロイダリーワンピース。
「ビーチやリゾートなどでは、ヴァカンスのリラックスウエアとして、シンプルに1枚で軽快に楽しみたいですね。夏はこの深めのスリットも逆に素肌がのぞいて気持ちよさそうだな、とイメージを膨らませてコーディネートを考えてみました」
フリーマーケットで購入したヴィンテージブローチをプラスした福田さんの私物ミックスコーデ。
ノーボタンの着流しのようなデザインなので、こんな風にブローチをアレンジすると、前を留めることも可能に。ブローチやスカーフなど、パリジェンヌはアクセサリー使いが上手なので、そんなエッセンスが入れられたらなと思いました。
大人が着るレースは繊細で華奢、艶っぽいものが多い印象がありますが、このアイテムは永遠に好きなフレンチガーリーな要素とブランドらしさが詰まった一品。春夏の定番素材なので、うまく大人も取り入れられたらコーディネートに奥行きが出る気がします。
私服のチノパンツと合わせて、甘めは抑えめに。
今回は黒をチョイス。
柄物はその中の1色をひろって合わせるというのが鉄板ルール。大きめの柄は一見難しそうに見えるけれど、そんなことはなくて、意外とコレさえあれば、あとはシンプルでもOK!大人が楽するアイテムかなと思います。
ベーシックシャツは、袖を大雑把にまくり、第2ボタンまでルーズに外して着こなすのがパリジェンヌのバランス。
旬のグリーンでまとめたワントーンコーデ。
「週末のピクニックは公園へ。ストールをシート代わりに、カゴバックにはバケットを入れて、ボトルでワインを飲むというイメージで小物も合わせてみました。柄の色はカラフルであるほど、トップスの色合わせの幅が広がります。パープルやピンクのトップスとも合いそうですね」
※価格表記のないものは、福田さんの私物になります。
ハードなディテールを削ぎ落とし、より軽くゆったりとしたシルエットに。柔らかく上質なラムレザーを使用し、大人の女性にフィットするストレスフリーな着心地が実現。