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暮らしに花を添えること、着こなしに華を添えること。
ハウス オブ ロータスが大事にしてきた、
愛するものに囲まれる彩り豊かな暮らし。
高山 都さんの愛する「よそおい」と
「くらし」についてお話を伺うと、
そこには幸せのヒントがたくさん垣間見えてきて……。
高山 都さんの愛する
「よそおう」
【 ブラックドレス 】黒のドレスは万能選手。いつまでも似合う女でいたい。
ココ・シャネルのリトルブラックドレスに憧れたのは20代の頃。当時の私は“可愛い”を卒業したくて、黒の持つイメージに頼っていました。それから時を経て、今では黒がいちばんの相棒に。黒にはいろんな黒があって、レースが醸し出すセンシュアルな黒やカフタンのリラックスした黒、潔くハンサムな黒もある。でもどれも大人の雰囲気が残るし、小物次第でイメチェンもできる。自宅で過ごす日は、優しいリネンの黒に身を包んで。そこにハートのチョーカーでハズしを加えるのが最近のマイブーム。
ブラックドレス/高山さん私物
高山 都さんの愛する
「くらす」
【 テーブルウェア 】いちばんの宝物。世界各地の器たちが仲睦まじく。
昭和初期のガラスのキャビネットに飾るのは、いちばんのお気に入りだけ。古いもの、いびつなもの、個性溢れるもの。年代も国もバラバラ。作家さんのもあれば、ガラクタもある(笑)。右の褪せたブルーの花柄プレートは、パリの蚤の市で一目惚れしたもの。国は違えど、真ん中のスリランカのトレーや青みがかったモロカングラスも同じニュアンストーンで不思議と馴染んでいる。友人をお招きする際、フルーツやクッキーを盛り付けるだけで異国情緒溢れる雰囲気になるのも好きで。地震のときは真っ先にココに。この子たちを命がけで守りますっ!
【 フラワー 】 花も、人生もいろいろ。
我が家の花たちは、自由で楽しい。
お花をピッチャーやワインクーラーに生けるのは洋服と同じで、花器も自由に“着まわす”楽しさを知ったから。白い陶器は石井啓一さん、背の高いガラスピッチャーは石川硝子工藝社、低いのは北欧ヴィンテージ、青みのある丸いガラスはメキシコ製。ヴィンテージのワインクーラーに入れたチューリップたちは陽の当たる方へ、くねくねと踊るように広がってくる。チューリップは垂れてきた後、最後の力を振り絞って上を向く。可愛い顔してタフな姿にキュンとしてしまう。
【 ベッドルーム 】 東向きの窓から朝日が差す寝室は、なんとも心地よくって。
最近、朝日とともに目が覚めます。もちろん目覚まし時計などナシで。一時は不眠症気味だったのに、今ではスンと眠りに落ちるようになりました。寝室ではアロマやセージ、パロサントを焚きながら読書をすることも。ココは私にとって“聖域”のような場所なのです。だから、どんなにゴロゴロ過ごす日も、なんとなくの服は選びません。パジャマや靴下など、心と肌が「気持ちいい!」と感じるシルクを纏いたい。リゾートで楽しむカフタンドレスを日常に取り入れる贅沢も味わいながら。
私たちの日常は愛すべきものに満ちています。彩り豊かな花や植物、繊細で美しい工芸、おいしい料理、家族や友人たちとの愉快なおしゃべり、冒険心あふれる旅など。桐島かれんの愛する日々の暮らしをウェブマガジンとYouTubeでご紹介しております。人生の楽しみをみなさんとぜひ一緒に!
5月18日(水)よりハウス オブ ロータスの「Summer Dress Collection」がスタート。クリエイティブディレクター桐島かれんの愛するカフタンドレスをメインに、エフォートレスなサマードレスを多数ご用意。初の、高山都さんとのスペシャルコラボレーションにより、多くのこだわりが詰め込まれたブラックカフタンドレスも店頭・オンラインショップに並びます。ぜひ、お楽しみに。