カフタンドレスを古着のデニムでカジュアルダウン、が私のド定番。胸元にちらりと覗かせた白タンクが、爽やかさキープの秘訣です。どんなに着くずしても、大人っぽさは忘れずにいたいもの。ドレスのほのかな艶と贅沢なギャザースリーブ、花びらのような揺れるタッセルetc.。こういう小さなトキメキ要素に、自然と笑顔がこぼれちゃう…！

エレガントな雰囲気を残したくて、ドレスの丈をギリギリまで長くしました。軽やかな生地感で、動くたびに裾がひらりと舞うのが可愛いんです。足元には、お気に入りの赤のベルベットサンダルを。花のように鮮やかな色を差せば、エネルギーチャージ完了！ 女友達との夜お茶やリゾートなど、特別感のあるお出かけにも着られます。日によって、柄スカーフを大胆に頭に巻いたり、ほんのり色づく朱赤のリップを塗っても素敵だと思います。

春先や秋口には、重ね着を楽しめるのがこのドレスのいいところ。黒一色でも、異なる素材のレイヤードなら、重たくならない。昔フランスのマダムから「真冬のディナーもレースやシフォンワンピースで出かける」って話を聞いたけど、全く同感！ 休日のカジュアルDAYはざっくりカーディガンを羽織り、ディナーは薄手の黒タートルやトレンチでフレンチシックに決める。カフタンドレスに新たな息吹が吹き込まれるこの感じ、好きです。